建設業経理士1級 財務諸表 論点別攻略の第1回目です。
今回は、資産と負債についてまとめてみました。
■資産会計総論
1.資産とは
・調達した資金を何に運用しているかという、『状態』を表すもの。
・将来、何らかの便益をもたらすもの。
・検定試験では、よく「資産の意義について述べなさい」などの形式で問われることが多い。
2.負債とは
・いずれ支払わなければならない義務のこと。
・外部にそれを請求できる人がいること。
・検定試験では、よく「負債の意義について述べなさい」などの形式で問われることが多い。
■流動・固定の分類方法
1.流動項目の分類
・通常営業サイクル内の取引であること(正常営業循環基準)
・1年以内に決済できる取引であること(1年基準)
2.固定項目の分類
・通常営業サイクル外の取引で、かつ、1年を超えて決済される取引であること(1年基準)
■資産の分類方法
1.貨幣性資産とは
・貨幣そのもの(現金預金など)
⇒収入額で評価する
・金銭債権などの将来貨幣
⇒回収可能額で評価する
2.非貨幣性資産
・費用性資産(棚卸資産など)
⇒今の時点では資産
⇒適正な期間損益計算をするために各会計期間に費用として配分する(費用配分の原則)
・その他の非貨幣性資産(子会社株式など)
⇒費用には変わらないもの
■負債の分類方法
発生原因による分類
1.営業取引から生じた債務
・金銭取引を伴うか否かによりさらに2つに分類される
○金銭債務(工事未払金など)
○非金銭債務(未成工事受入など)
2.財務活動から生じた債務
・主に資金繰りによるもの(借入金・社債など)
3.損益計算から生じた債務
・適切な期間損益計算を行うために生じた貸方項目(未払費用・引当金など)
例)支払利息 ×× / 未払利息 ××
費用計上される 負債が計上される
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